2020/03/24 レポート

【新潟県】イチゴ栽培でのナノバブル導入事例

投稿者:カクイチ

今回ご報告するのは、新潟県新発田市の農家H様の事例です。
H様の農園では「越後姫(えちごひめ)」という品種のイチゴを栽培しています。越後姫は、低温で日照時間が少ない新潟県の冬季間に栽培が行えるよう、雪国でも育つように研究・育成された品種です。

越後姫の作型として新発田市内の農家でよく取り入れられているのが「スーパー超促成栽培」。短日処理と低温処理を行って花芽の分化を促進させることで、年内出荷を可能にした作型です。前年10月に採苗し、冬越させた苗を使用。最も重要な花芽分化のための処理は、暑い夏場での作業となります。

H様の短日処理ハウスでは、水冷式クーラーでハウス内の温度を15度に抑えるとともに、午後4時から翌朝8時ごろまでの短日処理を実施。現在は次作用の苗を育てています。

H様の農園では、下記のようなスケジュールで今作の栽培を実施しました。

H様今作の状況
スーパー超促成栽培 2300株(他に促成栽培が6900株)
短日処理:8月5日~
定植:8月31日
潅水方法(全量ナノバブル水):1日3回 1回5分
開花:10月15日
収穫:11月15日~

H様の農園の苗の開花率は昨年の約80%から今作で約90%にアップしました。
また、同時期に定植を行った同市内の他の農家様にも伺ったところ、I様の農園では例年70%→今作91%、A農園様では例年約80%→今作90%以上、それぞれアップしていることがわかりました。いずれの農家様も、前作との違いはナノバブル装置を定植時から使用している点で、ナノバブルが開花率に影響した可能性が高いと考えられます。

なぜ開花率が例年よりアップしたのか?現時点では下記のような仮説を立て、実証に向けて精査中です。

・酸素ナノバブルにより根の活着が促進し、開花率が上がった
・酸素ナノバブルにより元肥と液肥からの吸収が良くなり、開花率が上がった

越後姫の開花株率については、施肥時期や冷蔵処理の関係性による調査結果はすでに存在しています。それらのデータも踏まえて、実際にナノバブルがどのように作用したのかを検証・分析を行ってまいります。

新潟の厳しい冬の寒さの中で耐えられるよう開発された越後姫。地元の農家様にナノバブルを導入いただく機会を増やすことで、新潟の農業活性化に貢献していきたいと考えております。

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