岩深水のレビュー

スーパーやコンビニで当たり前のように販売されているミネラルウォーター。
かつてのわたしは「わざわざお金を払って水を買うなんて」と思っていたのですが、飲んでみるとしっかり味に違いがあるんですよね!水道水では味わえない澄み切った味を体験したら、ミネラルウォーターの虜になってしまいました。

そんなわたしが今回飲んでみたのは、地下深層水「岩深水」です。

「岩深水」とは

滋賀県岩間山が生んだ深層水です。
岩間山にある鉱山で、花崗岩を採掘する際に穿った穴から湧き出したのがこの岩深水。この水が湧き出るのは直径わずか3cmの穴のみ。そのため1日の湧出量は毎分80リットルしかありません。年間を通してほぼ一定の水量・水温を保ち続けてはいますが、かなり貴重なお水です。


そんな原水の美味しさをそのまま伝えるため、出来るだけ手を加えず、非加熱・常温充填にこだわって製品化した岩深水。ですが、わたしが魅力を感じたのは自然な美味しさが味わえることだけではありません。
もっとも興味深かったのは岩深水の硬度が12ということ。日本では一般的に、水の硬度は

・軟水 :硬度100mg/L未満
・中硬水:硬度100~300mg/L未満
・硬水 :硬度300mg/L以上

とされています。硬水の、ミネラルが豊富に含まれている分飲みにくい、という特徴はなんとなく想像しやすいですよね。一方で、岩深水は超軟水。どのくらい口当たりが軽いのか、とても気になったんです。

「岩深水」を飲んでみて思ったこと

というわけで、さっそく岩深水を飲んでみました。飲んでみた率直な感想は「・・・甘い!」常温で飲むと、甘さがより際立って感じます。そして驚くほど口当たりがまろやか。ごくごくと飲めてしまう軽さなのですが、すっきりとした軽さというよりは、体に優しく溶け込んでいくような印象があります。


市販されている天然水とも飲み比べてみました。よく見かける天然水の硬度を調べてみると、硬度30、硬度62と同じく軟水だったのですが、味の違いは歴然。もちろんどのお水も、日頃から軟水を飲み慣れている日本人の口には合うはずです。でも硬度62のお水を飲んだ後に岩深水を飲んだら・・・やっぱり甘い!驚きました。

飲料水として飲むのも美味しいんですが、料理に使うのもおすすめです。岩深水を使ってお出汁をとったり、煮物をつくったり。緑茶を淹れるのにもおすすめです。個人的な感想ですが、洋食や紅茶など香りの強い飲料に使うと岩深水の特徴が活かしきれないかも。もちろん「この料理に岩深水を使っちゃダメ」なんてことはありませんよ!

ただ、口当たりのまろやかな岩深水は、繊細なうまみを引き出すことが得意なのかもしれません。ぜひ和食をつくるときや日本茶を淹れる際にはお試しあれ。

どんな人におすすめ?

岩深水を飲んでみて、
・水分補給したい人
・飲むならごくごく飲みたい人
・口当たりがまろやかな味を求めている人
・料理や飲み物に使っても美味しい水を探している人
におすすめの水だと思いました。

とにかくクセがありません。飲みやすい軟水の中でもかなり硬度の低い岩深水は、なんの抵抗もなく飲むことができるでしょう。料理や飲み物に使っても素材の味に響かず、美味しく仕上がるので使いやすいです。どんな使い道でも美味しく使える水を探しているのであれば、岩深水はおすすめですよ。

なお飲むときは常温で飲むのがおすすめです。岩深水の特徴的な甘さ、まろやかさを味わえます。また体が冷えやすい人も、常温で飲むことをおすすめします。常温なら体を冷やしすぎることなく水分補給ができます。
もちろん冷やして飲んでも美味しいですよ!冷やして飲むと後味がすっきりします。ミネラルウォーターの味の違いを存分に楽しみたい人には、飲むときの温度で味比べすることもおすすめしておきます。

投稿者: iwashimizu_fan