2024/12/16 |
「第9回 日本ウクライナ経済合同会議」にて弊社代表の田中が登壇・発表をしました
↓これまでの経緯はこちら!
・2024/02/08 <農林水産省>ウクライナ復興支援補助事業に採択
・2024/02/18 <農林水産省>日・ウクライナ経済復興推進会議に出席
・2024/06/05 <農林水産省>ウクライナ農業生産者向けオンラインセミナーの実施
・2024/07/02 <国際協力機構(JICA)>ウクライナ・ビジネス支援事業に採択
・2024/10/25 <農林水産省>ウクライナ招聘団が来社
12月16日、経団連様主催「第9回日本ウクライナ経済合同会議」にて、弊社代表の田中離有がウクライナにおける農業分野の活動について登壇させていただきました。
参加者は日本・ウクライナ合わせて約200名。
ウクライナからはスヴィリデンコ副首相兼経済大臣など政府高官や企業経営者が来日されました。
第2・3セッションでは、日本の民間企業から、経済復興に係る具体的な取り組み事例が数多く紹介され、今後の課題についても活発な意見交換が行われました。
この会合の第3セッションにおいて、弊社は、ウクライナの農業分野での生産力回復支援に向けた取り組みについて発表する機会をいただきました。
発表内容:
「農業技術で蘇る黒土、ウクライナの未来を耕す」
~世界で最も肥沃な土チェルノーゼムにナノバブルを灌水し、豊かな土壌を復活させる~
株式会社カクイチは、ウクライナにおける深刻な水不足と土壌劣化問題に対し、同社の農業用ホースと酸素ナノバブル発生装置を組み合わせた革新的な灌漑システムを提供し、農業生産の効率化と高品質化を支援いたします。
これまでの取り組みの経緯と弊社の技術に関しての説明、更に今後の展開および課題等について説明します。
弊社の灌水ホースと酸素ナノバブル発生装置の灌水技術を併せて、広大なウクライナの黒土チェルノーゼムの可能性を最大限引き出し、ウクライナの損傷した灌漑システムと土壌の修復に貢献し、農業生産の回復、豊かな未来を耕すことに貢献したいというメッセージを発表します。
ロシアの侵攻によるダム崩壊や気候変動の影響で、ウクライナの農業は深刻な水不足に直面しています。
また、異常気象による土壌の硬化も、農業生産性を低下させる大きな要因となっています。
カクイチは、これらの課題解決に向けて、以下のソリューションを提供します。
・計画的な灌漑:高耐久性かつ柔軟な農業用ホースを活用し、水資源の有効活用と、植物の根元に必要な水分をピンポイントで供給する計画的な灌漑の実現へ寄与します。
・酸素ナノバブルによる土壌改善:酸素ナノバブル発生装置を組み合わせることで、土壌中の酸素濃度を高め、根の呼吸を促進し、植物の生育を促進します。これにより、乾燥した土壌の水分保持能力を高め、土壌の物理性・化学性を改善します。
・高付加価値作物の栽培:精密灌漑と酸素ナノバブルによる土壌改善により、高品質な農作物の栽培が可能となり、ウクライナ産農産物のブランド力向上に貢献します。
カクイチは、革新的な灌漑技術でウクライナの黒土を蘇らせ、高収量・高品質な農作物の生産を支援します。
酸素ナノバブルによる土壌改善で、ウクライナ農業の持続可能な発展に貢献し、世界への食料供給にも貢献します。
[弊社社長のコメント]
「我々は微力だけども、無力ではない。共に世界をかえる一歩を踏み出せると信じています」
<