2023/12/26 インタビュー

【群馬県】UFBで痛いところに手が届いた!

投稿者:カクイチ


群馬県藤岡市
URABE FARM AND 浦部雄輝様
 
前職は公立病院の経営に携わっていた。
親には「農業は儲からないからやめておけ!」と何度も反対されたが、前職での知識や経験を活かして“安定的に儲かる農業”を実現するため、実家を継いで小ネギを栽培している。
 
コロナショック前は、収量の約90%をすかいらーくグループに出荷していた。
現在は通販アパレルショップも展開している。
栽培経験2年。(先代は栽培経験41年)
 

なぜウルトラファインバブル(UFB)を導入されましたか?

2017年ごろ、カクイチの営業さんが飛び込みで「これまでのデータを全てお見せするので、一緒にUFBの研究してみませんか?」と紹介を受けた。
今まで一番成績の悪かった棟にUFBを導入してみたところ、一番成績が良くなったため、最新の装置を他の2棟にも導入した。
 

ウルトラファインバブルの効果はいかがでしたか?

UFB導入前はベッドの両端からエアーを注入していたが、ベッドが長いため中央部分までエアーが届かず、ベッドの端と中央でかなりの生育差が出ていた。
しかし、ベッドが長いため中央部分までエアーが届かず、ベッドの端と中央でかなりの生育差が出ていた。
しかし、UFBを導入してからは、酸素がベッド全体に満遍なく行き渡るようになり、生育が綺麗に揃うようになった。
 
また、UFBを導入してからは葉先枯れの発生が軽減した。
さらに、根張りがかなり良くなり、根量が2倍近く増えた。
それだけでなく、一般的には養液EC2.5〜3.0程度で栽培するところ、EC1.5程度で管理できるようになった。
これらの効果は、UFBの肥料吸収促進効果のおかげだと考えられる。
これにより、肥料コストを削減することができた。


 

ウルトラファインバブル技術どのようにお考えですか?

ベッド中央の生育差問題に困っていたが、UFBのおかげで解決した。
言葉通り、痛いところに手が届いた。
 
あくまで個人的な考えだが、NFT(薄膜水耕)よりDFT(湛液水耕)の方が、UFBの効果は見えやすいと思う。
NFTは既に根が酸素に触れているため、UFBの効果の伸び代が小さい。
一方、DFTは根が酸素に触れていないため、UFBの効果の伸び代が大きい。
DFT栽培の農家さんに特にオススメな技術だと思う。
 

今後について

まだまだ小ネギの需要はあるため、規模を拡大していきたい。
また、障害者雇用など農福連携を進めていきたい。
 
日本の農業はかなり厳しい状況で、安定して稼ぐためには、新しいことにチャレンジしていくしかない。
変わることを恐れて、新しいことを受け入れられないと、衰退していくだろう。
今後も新しいモノや技術を積極的に取り入れていきたい。


 

カクイチへの要望

要望はない。
カクイチさんは、購入後もしっかりアフターフォローをしてくれるので、大変ありがたい。
 
カクイチさんのUFBのおかげで、抜群に良い小ネギが作れるようになった。
その恩返しがしたい。
今後も、協力できることがあれば何でも協力していきたい!