2019/11/29 レポート

【福島県】ミニトマト栽培でのナノバブル導入事例

今回ご報告するのは、福島県田村市の農家S様の事例です。

S様の農園で栽培しているのは、「サンチェリーピュア」という品種のミニトマトです。葉かび抵抗性、ウィルス病やと萎凋病への抵抗性を持ち、斑点病への耐病性も持つ丈夫さが特徴。異常茎、芯どまりが発生しにくく、栽培が容易な品種です。1花房あたり20~35果と安定して着果します。1果18g前後、糖度は8度程度に安定し、裂果が極めて少なく高井秀品率を誇ります。S様は30aの広さのハウスで、サンチェリーピュアを6000株栽培しています。

2019年4月より、ナノバブルの導入を開始。期待している効果は下記のとおりです。

・樹勢維持
・段飛び(着果不良)をなくす
・1段、2段多く実をつけさせる

収量アップ、収穫期間の短縮に成功

定植を始めた3月からナノバブルによる潅水を開始。点滴チューブによるシングル潅水で、1畝に10分間、合計90分を1回とし、夏場は1日4回、それ以外の時期は1日2,3回の頻度で潅水を行いました。肥料はアミプラスとアミフレンドを使用し、樹勢を見ながら、定植より3,4段目以降毎日施肥しています。

ナノバブル導入により、サンチェリーピュアの収穫について下記のような結果が得られました。

・収量アップ
→例年は9月上旬で20段つくところ、8月22日の時点で20段ついていることが確認された。今作は22段、23段まで収穫できると考えられる。

・収穫期間の短縮
→他の圃場では通常収穫に3日〜4日かかるところ、本圃場では今作1日おきにコンスタントに収穫することができた。積算温度から見ても、本圃場は他の圃場よりマイナス2度の劣勢環境だが、他の圃場より短い間隔で収穫が可能になっている。

このような結果が得られた理由として、ナノバブルの帯電効果により、根肥といわれるK(カリウム)の吸収が促進されたと考えられます。また、根張りが良くなることで水や養分の吸収ができるようになり、植物の成長促進に繋がったといえそうです。

次作以降もナノバブルでの栽培を続け、継続して収量アップなどの効果が得られるかを検証してまいります。農業の明るい未来に貢献するナノバブルに、今後もご期待ください。

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