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雑草を抜かない自然農法を始める具体的な方法と適している野菜リスト

雑草を抜かない自然農法を始める具体的な方法と適している野菜リスト

雑草を抜かない自然農法を始める具体的な方法と適している野菜リスト│画像1

雑草を抜かない、肥料を足さない、耕さない、しかも農薬も使わない…そんな農業法が注目を集めています。
自然のままに任せた農法ということで「自然農法」と呼ばれる考え方で、無農薬であることや作物が本来の姿で育つこと、さらには手間を省くことができるなどのメリットが注目されています。

自然農とはどんな農法なのか?雑草を抜かないと畑はどうなるのか?そんな疑問にお答えしつつ、自然農法を始める具体的な方法と、この農法に適している野菜にはどんなものがあるのかを解説します。

 

自然農法とは?

自然農法とは文字通り、自然の力や働きを採り入れた農法です。
雑草は農作物の栄養分を奪ったり害虫を引き寄せる大敵と見なされていますが、自然農法では雑草も自然の一部であると捉え、その働きをうまく活用しながら作物を育てるという考え方になります。

この考え方は農業というより、自然に対する考え方の原点に近いものです。
人間が全く手を加えていない野山を想像していただくとお分かりになると思いますが、自然界には実の成る木や葉っぱを食べられるものなどが満ち溢れています。

動物たちは古くからこうした自然の恵みを食べて命をつないできたわけで、自然には本来、特に農業をしなくても動物たちに食べ物を供給する力が備わっています。

自然農法とは、畑も自然の一部であるという考え方に基づいて雑草や虫などを排除せずに共存して作物を育てることに主眼が置かれています。

 

自然を敵ではなく味方にするロジック

常識的な農業の考え方では敵だと見なされている雑草が、なぜ自然農法だと味方になるのでしょうか。その関係性がとても分かりやすい、スギナの例をご紹介しましょう。

雑草を抜かない自然農法を始める具体的な方法と適している野菜リスト│画像2

スギナは雑草の中でも繁殖力が強く、しかも根が頑丈なのでスギナの除去に手間を感じておられる方も少なくないと思います。しかし、このスギナには酸性で痩せた土壌を好んで生える習性があります。つまり、スギナが生えているというのは土壌が好ましい状態ではないサインでもあるのです。
しかも、スギナには酸性になっている土壌を中和する働きがあり、リンとカリウムといった植物の肥料に欠かせない成分を多く含んでいる生き物なのです。酸性で痩せてしまった土壌にスギナが生えるということは、自然が本来の力でその土壌を豊かな状態に戻そうとしてくれているわけです。

何も理由がなければスギナが生えてくることはなく、他の雑草も然りです。雑草が生えてくるということは、その土壌に何らかの必要性があると考えて良いでしょう。
この事実を知った上で改めてスギナを見ると、自然農法の考え方がすんなりと入ってくるのではないでしょうか。

 

雑草を抜かないで農作物を育てる方法は?

スギナの例のように、雑草にもしっかり役割があって畑を豊かにしてくれることが分かりました。しかし、だからといって雑草をそのまますべて生やしたままだと、畑の主役が雑草に奪われてしまうでしょう。作物と程よい共存を実現するには、雑草の量と生え方を調節する必要があります。

最も簡単なのは、作物の根付近にある雑草は抜いてそれ以外の部分は残しておく方法です。理由は、畑に寄ってくる虫の居場所を作物から遠ざけつつ雑草を食べてもらうことで作物への食害も防げるからです。
さらに、畝の片側だけ雑草を抜くのも有効です。大切なのは作物のすぐ近くにある雑草だけは抜いておいて、それ以外は抜かずに残しておくということです。

 

適している野菜

雑草を抜かない自然農法に適している野菜としては、以下のものが挙げられます。

根菜類 ジャガイモ、サツマイモ、大根、カブ、ニンジン
葉物野菜 レタス、キャベツ、紫キャベツ、セロリ、白菜
ウリ科 キュウリ、カボチャ、ズッキーニ
果物など スイカ、トマト、ナス
豆類その他 大豆、インゲン豆、ブロッコリー

 

まとめ

この記事では雑草を抜かない農業にスポットを当てて解説をしましたが、雑草の取り扱いは自然農法の一部にしか過ぎません。
畑も自然の一部というのが根底にある考え方なので、そこに生えてくるもの、そこに集まってくるものすべてが構成員であり、共存すれば畑が豊かになるという気持ちで接しましょう。

自然農法を始めればすぐに何もかもが変わるわけではありませんが、続けていくうちに自然の偉大な力を実感できるはずです。

 

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