農の風景が本になりました

農の風景が本になりました

『農の風景』の取材で全国の農村を回っていると、後継者がいない耕作放棄地が目につき、このままいくと日本農業は消滅してしまうと感じることが多くなっている。おまけに、最近の夏の異常気象で野菜も高温障害になり、露地野菜農家は壊滅的打撃をこうむるなど、日本の農業はこれからどうなってしまうのだろうか?
本書は、この素朴な疑問を、旅人稲田宗一郎氏が全国の農村・農家を訪ね、人々と出会い、酒を酌み交わしながら、「農業とは何だろうか?」「農村とは何だろうか?」「農家とは何だろうか?」などへの「答え」を探しだそうと悪戦苦闘する「農業・農村・農家の物語」です。「食」が当然のごとく手に入り、「飢餓は別の世界の出来事」と思っている日本人の「農」と「食」を、「農の風景」という大きなフレームのなかで考えてみたいと思います。
本書を手にする多くの人たちが、稲田氏と一緒に「農業とは何だろうか?」「農村とは何だろうか?」「農家とは何だろうか?」という素朴な疑問の答えを、それぞれ探し出す旅に出かけていただければ幸甚です。

https://www.inadasoichiro.com/

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